Audio physicについて

1985年の創業から今日まで、Audio Physic(オーディオフィジック)はドイツ製スピーカーメーカーとして、センセーショナルで革新的な技術開発を絶え間なく続け、最先端テクノロジーを採り入れたスピーカーシステムが奏でるサウンドの素晴らしさをオーディオリスナーに提案してきました。

「No loss of fine detail(細部に込めた本物へのこだわり)」というフレーズは、Audio Physicの企業哲学です。
それはAudio Physic初代スピーカー『SPARK(スパーク)』の開発から始まり、すべてのAudio Physic製品へ対するAudio Physicの開発理念として受け継がれ伝統となりました。

『理想的なオーディオスピーカー』を創り出すには、その設計開発から製作にいたる間に様々なファクターを考慮し、最も優れた技術を採り入れて統合することが重要です。Audio Physicは、この当たり前の真実を決して見失うことなく歩み続けてきました。

Audio Physicブランドは、Audio Physicの誇りであり、その名に与えられた信頼は、Audio Physicの製品デザインと製造技術に対する信用の証です。Audio Physicは、少しでも多くのオーディオリスナーの期待に応えることのできるスピーカーシステムを、ドイツのブリロン(Brilon)の工房で創り出すことを目標としています。

残念ながら、物理の法則は変えることはできないため、あらゆる環境に対応でき、すべてのオーディオリスナーの要望を満たすことのできる単体のオーディオスピーカーは、存在し得ません。
しかしAudio Physicは、オーディオリスナーの多様な環境にできるだけ対応でき、バランスと技術に優れ、心地よいサウンドを奏でるオーディオスピーカーを提供することは可能だと考えています。

Audio Physicは、これまでドイツ製ハイエンドコンパクトスピーカーの代名詞ともいわれ、国際的な評価の高かったBrilon(ブリロン)から、Audio Physicを代表するリファレンススピーカーVirgo(ヴァーゴ)まで、ヨーロッパの伝統と気品にあふれる洗練されたスピーカーシステムを、多く世に送りだしてきました。
最上級モデルCardeas(カルディア)は、リファレンススピーカーとして、他社のいかなる最高級スピーカーシステムでも再現することのできない、卓越した再生パフォーマンスと荘厳な音空間イメージを創造します。

Audio Physicは、オーディオスピーカーの開発設計のみならず、その製造工程にも常に積極的な新規設備投資を続けて、より一層の飛躍を遂げ高い評価を得てきました。

ドイツ国内から始まり、ヨーロッパ各国、そして世界へと、Audio Physicの名は、最高級オーディオスピーカーの代名詞として世界中に広まっています。
とりわけ、近年増加の一途をたどっているアメリカとアジアを中心とするオーディオリスナーの間では、高い評価を得て大きな注目を集めています。

Audio Physicの主任開発責任者であるManfred Diestertich(マンフレッド・ディースターティッヒ)は、アメリカのStereophile (ステレオファイル)誌上で、Michael Fremer(マイケル・フレーマー)より「high-tech hand(ハイテクハンド)」と称賛されました。
彼が、そのオーディオスピーカー開発設計に関する天才的な才能を開花させたことは、Audio Physic社にとって非常に幸運なことでした。独創的で卓越した才能、そして斬新なデザイン感覚は、Audio Physicの飛躍的な発展に大きな影響を与えてきました。それは、ハイエンド・スピーカーとして革新的な存在であるVirgo(ヴァーゴ)とTempo(テンポ)、そして、最上級リファレンス・スピーカー、Cardeas(カルディア)の誕生により見事に結実しました。

Audio Physicのスピーカーをご購入いただければ、ヨーロッパの伝統的な美的センスと最先端の洗練されたデザインのユニークな融合と、心が奪われるような完璧で理想的な原音再生を実現することができるでしょう。

商品の販売台数を増やすために積極的なマーケット戦略を展開して、先鋒を急ぐメーカーもありますが、Audio Physicは、たとえ愚直といわれようとも、常にAudio Physicの理念と情熱に忠実であり続けたいと考えています。